MRIdianシステム

MRIガイド即時適応型放射線治療

MRIdianシステムは、放射線治療を観察、評価、最適化する全く新しいアプローチを実現しました。MRI(磁気共鳴映像)と放射線照射技術を一体化したMRIdianシステム(特許取得)は、高精度の治療前画像を提供し、治療中も継続的に軟部組織画像を取得します。治療前の何分間あるいは治療後ではなく、まさに照射中にリアルタイムで連続的に画像を取得します。これによって患部を明確に捉え、より正確に腫瘍の位置などの変化に対応することができます。放射線が実際に照射されるのを確認しながら治療を行うことが可能です。

MRIdianシステム

参考資料 MRIdian System Brochure [PDF]
ViewRay References [PDF]

標的追跡+高精度ゲーティング照射

腫瘍をみながら治療、腫瘍に的確に放射線照射

これまで放射線腫瘍医は、放射線治療中に患者さんの内臓の動きを追尾しながら照射する手段を与えられていませんでした。

従来の放射線治療技術では、画像は治療前、あるいは治療後に確認できるのみでした。照射中リアルタイムで、体内の照射部位を正確に確認することができなかったのです。非常に正確な治療計画を立てることは可能です。但し、それはあくまで何時間、何日、あるいは1週間前に撮られた画像を基に立てた計画です。組織の動きに伴い腫瘍や周辺臓器の位置が移動し、腫瘍の位置から外れ健康な組織を照射する可能性が数多くのスタディで指摘されています。

従来の放射線治療器は、基準マーカーや埋込型基準マーカーを使って局所的な腫瘍の位置を特定し、照射の精度を向上させようと努めてきました。これは侵襲的でもあり、CT画像装置による電離放射線への曝露も増加させます。こうした方法を用いても、照射中の患者体内で何が起こっているかを直接確認することはできませんでした。

MRIdianシステムは、まさにこの問題を解決するために開発された装置です。MRIと放射線照射技術を一体化させた独自のMRIdian®システムは、放射線治療中も継続的に軟部組織を描出します。患者さんが治療寝台に乗っている間に、ターゲットをさらに正確に捉え、改めて照射線量をモンテカルロ線量計算システムで再計算し、最適化する機能を備えています。

連続的MRI画像MRIは、軟部組織の描出を得意とする画像法です。MRI技術は、CTのような電離放射線を用いず、肺などの生体内臓器のクリアな画像を提供します(下図)。

システム

完全MRIガイド即時適応型放射線治療システム

MRIdianシステムは、常時MRIイメージング、放射線治療、ソフトウェアを統合した独自の放射線治療器です。MRIdianシステムを使用することによって、軟部組織を観察し、照射を視覚化して調整し、治療をコントロールすることが可能です。これらすべてを臨床上でリアルタイムに、侵襲的なマーカーを用いず、他の治療器では避けられなかった電離放射線の被爆なしに治療を行うことができます。

MRIdianシステムの構成 回転ガントリーアセンブリ:3つのコバルト60遠隔治療ヘッドと3つのマルチリーフコリメータを装備。

分離型超電導マグネットMRIシステム:立体的、多面的に組織を画像化。

治療寝台: 治療寝台コントロールパネル、レーザーポジショニングシステムで患者さんを容易にポジショニング。

コントロールコンソール:治療室の外に設置し、治療を開始、停止、モニタリング。

オペレータコンソール: MRI画像の取得、患者ポジショニング、照射線量予測、再最適化を行い、リアルタイムで腫瘍をトラッキング。

統合治療計画、治療管理ソフトウェア:治療計画を立て、治療照射プロセスを管理。

治療計画ステーション:組織の構造を明確にし最適な治療を計画。治療計画は遠隔操作で治療計画をレビュー。

データベースサーバー:システムの患者データ、操作データを保存管理。

システムの特徴
先進照射技術: 従来の手技に加え、IGRT(画像誘導放射線治療)、SRT(定位放射線治療)、SRS(定位手術的照射)など先進技術による放射線治療を実現。

治療前イメージング:高精度の3D軟部組織イメージングで治療前の位置決めを確認。

治療中照射線量予測と最適化:正確な照射線量予測によって、照射中も精度を確保し柔軟にプランの最適化を実行。

軟部組織のターゲティング:治療中MRIガイドによる軟部組織の連続的トラッキングと自動ビーム制御。

レビュー・評価:ソフトウェアツールによって、治療の進行を的確に把握し管理。

参考資料 MRIdian System Brochure [PDF]

ソフトウェア

フル機能を備えた治療計画・照射ソフトウェア

MRIdianシステムに搭載された治療計画・照射ソフトウェアは、効率的に、正確に、安全に計画を立て治療を行います。また優れたQA機能を備えています。

直感的な操作が可能なグラフィックユーザーインターフェースは、自然な臨床ワークフローに従いラーニングカーブの短縮を可能にしました。高度な輪郭形成ツールと自動輪郭アルゴリズムは、リスク臓器を識別し、正確に素早く目標体積の輪郭を描出します。QA機能には、厳密なレビューと検証手順が含まれ、計画された、あるいは実際の照射線量が指定の値を超えた場合は自動警告システムが機能し、治療の安全性、精度を確実なものにします。

MRIdianシステム独自の機能として、医師の処方で治療プロセスのパラメータを決定できることが挙げられます。照射線量、ターゲットなどに加え、以下のプロセスが必要であるか、実行可能であるか、あるいは不可能であるかを判断することができます。

  • 患者のイメージング(毎日)
  • 治療寝台上での照射線量予測
  • 自動ビームゲーティング
医師が、必要に応じて治療の全過程でデリバリープロセスを設計しプランを再評価できれば、プランはさらにダイナミックになり、個別の治療に対応することができます。

ソフトウェア

医療機器承認番号:22800BZI00027000   販売名:MRIdian 放射線治療システム

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